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○　２０１６年１０月１６日（日）

埼玉県にある北本市文化センターで「音楽のおくりものwith笛の音楽隊」の公演がありました。第１部は「音楽のおくりもの」、第２部は「笛の音楽隊 with アンサンブル・ディヴェルターズ」の２部構成でした。当日はお天気にも恵まれ、当初の予定より当日券でたくさんのお客さまが来てくださいました。第１部は大人気「音楽のおくりもの」です。日曜日ということで、赤ちゃんを抱っこしたお父さんもたくさん聴きに来てくださいましたし、ご年配のご夫婦お二人でお越しいただいたお客さまも見受けられました。 休憩なしの６０分公演でしたが、途中のイントロクイズでは３歳から小学生のお子さんまで元気いっぱいに手をあげ答えてくれ、明るい歌声に会場の雰囲気も和やかなものになりました。びっくりアンコールの迫力シーンには拍手までいただきました。そして第２部は「笛の音楽隊withアンサンブル・ディヴェルターズ」です。この日のためにリコーダーワークショップ「北本笛の音楽隊」の皆さんは、９月後半から４回の練習と前日リハーサルを積み重ねてきました。メンバーは、北本市や周辺の鴻巣市などからワークショップに応募していただいた市民の方々です。リコーダーはソプラノ、アルト、テナー、バスの４種類の楽器を使います。小学生のお子さんからシニアの方々まで、一生懸命練習してきました。ホールリハーサルでは感極まって涙されている方もいらっしゃいました。本番のリコーダーと弦楽器のアンサンブルは、心地よく美しいハーモニーで、深く豊かな響きに会場全体は包まれ、親御さんの腕の中でスヤスヤ眠っている赤ちゃんもいました。モーツァルトの「僧侶の行進」からアンジェラ・アキの「手紙」まで、幅広いジャンルの曲を演奏し、参加者の皆さんも「楽しかった！」「またやりたい」と終演後にお話されていました。誰にとっても身近なリコーダーを使い、親子やお友達同士、ご夫婦、またお一人さまもみんなで一緒に舞台に上がり、プロの演奏家と共演できる機会は、滅多にない貴重な体験だと思います。北本市文化センターでは、来年の１０月２９日（日）にも「音楽のおくりもの with 笛の音楽隊」コンサートが決定いたしました。来年１月からはリコーダー講座も始まります。ぜひこの機会に楽しく奥深いリコーダーの魅力を皆さんにお伝えできたらいいなと思っています。近隣の皆さまはぜひご参加いただければ嬉しいです。北本市がさらにリコーダーの音色いっぱいの街になりますように。