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○　２０１７年０２月１９日（日）

埼玉県毛呂山町のウィズもろやま（毛呂山町福祉会館）で「音楽のおくりもの〜歌の花たば〜」公演がありました。歌の花たばとは、アンサンブル・ディヴェルターズに歌のお姉さんも登場するコンサートです。弦楽器の厚みのあるサウンドにソプラノの歌声も重なり、より華やかな公演でお客様の歌の参加も多くありました。ウィズもろやまさんでは４回目の公演です。今回は午前午後ともに開演前に毛呂山町町長の井上さまにお言葉をいただき、コンサートも聴いていただきました。当日は天候にも恵まれリピーターの方々も多くいらっしゃり、季節柄当日券のご購入も多く１００枚程出たそうです。開場時間になると赤ちゃんを抱っこしたご夫婦や、お孫さんの手をひくおじいちゃまおばあちゃまが続々といらっしゃいました。毛呂山町では会館の方が事前に幼稚園や保育園などでコンサートで聞きたい曲についてアンケートをとります。その声を受け、「威風堂々」や「ハンガリー舞曲」、参加コーナーで「パンダうさぎコアラ」などの曲目をプログラムの中に盛り込みました。コンサートが始まり歌のお姉さんが登場すると、会場から「わぁ〜！」という歓声が聞こえ、シュトラウスの「アデーレのアリア」など披露するとその歌声にうっとりと聴き入っている様子でした。「天国と地獄」や「威風堂々」ではどこかで誰もが耳にしたことのあるクラシックの名曲ですが、曲が始めるとお膝の上の赤ちゃんを揺らしたりご年配のご夫婦もじっと聴き入ったりと、皆さんどこかワクワクとした雰囲気で楽しそうにしていらっしゃいました。参加コーナーは盛りだくさんです。イントロクイズでは定番の「おもちゃのチャチャチャ」や季節の「うれしいひな祭り」のほか、午後にはピコ太郎の「PPAP」を盛り込むなど、多種多様なイントロで会場は盛り上がりました。「パンダうさぎコアラ」ではお姉さんと一緒に手遊び歌をしたのですが、その際にはお子さんから大人の方々まで参加してくださり笑顔でいっぱいになりました。また、会館の皆さんのご希望でみんなで歌いましょうでは「アナと雪の女王よりLet it go」を午前午後ともに行いました。弦楽器の深い響きに歌のお姉さんの歌声が合わさり、会場では一緒に歌う方、赤ちゃんを音楽に合わせ揺らす方、また立ち上がって歌いながら踊る小さなお子さんも何人かいらっしゃり、とても温かい雰囲気に包まれました。午後のアフタヌーンコンサートでは、わいわいコンサートとはまた変わり、ご年配のご夫婦やお友だち同士、お一人でいらした大人の方、またわいわいコンサートが楽しかったからと午後も聞きにきてくださったご家族など、全体的に凛としながらもしっとりとした雰囲気のコンサートとなりました。「早春賦」や「ジブリメドレー」など午前中とはプログラムも変わり、ゆったりとクラシックを楽しんでいらっしゃいました。終演後には「本当に感動した」「とってもたのしかった」「ぜひ来年も来たい」などの嬉しいお言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。